工数削減はいいことだらけ
以前いた部署で品質改善や業務改善を行うイベントがありまして。工数削減するためにおこなった対策が社内で入賞しました。
別に大したことはやってないです。
業務内容は言えないからぼんやりさせますが
ある一つのエクセルをもとに、手作業でコピーして編集してエクセルファイルを最大14ファイル生成します。
ある基準に沿ってファイルを編集していくのですがこれが大変。細かいルールがあるし行と列も山ほどあるし、さらにマクロが入ってるので重たい。この作業を14ファイル分行うのは結構地獄でした。この作業を数年間やってました(あほ)
もういや!!!!!!
ってなりまして、当時勉強してたpythonを使ってなんとかしてやろうと。調べまくってopenxlというライブラリ使って編集からファイル保存までスクリプト実装して自動化させました。
その結果
- 30〜60分位かかる編集作業が5分くらいに削減
- コマンド打てば誰でもできる
- 人的ミスゼロ
あとなんかあったけど忘れました。
openxlはクセがあって既存のフォーマットに対して手を加えるのには向かないのですが、ゴリ押しで進めたのでできました。かなり格闘しましたが。
あとコマンド打てば誰でもできるので属人的にならずに済みました。
これも一つの経験としてよかったです。
(属人…業務が特定の個人に属し、その人にしかやり方が分からない状態)
とはいえこんなの誰でもできることなんで、なんで評価されたのか謎だったので上司に聞いてみました。
選ばれた理由
- 改善前と後で工数が数値的に改善できてることが証明されてる
- 問題提起から改善までしっかりと表記されていた
- 属人化の解消
くらいだったかな。忘れました。
今回は簡単な作業に対しての時間効率がよくなったことと、自動化したことで人的ミスゼロになるので簡単に改善できたことを定量的に表現できました。それが一番大きかったかなと思います。
意外と定量的に表現するのは難しいんですよね。この時期にある業績評価とかも定量的に表すのが苦痛です。もう評価される時期がきました…。
今日は真面目な話でした。