2015 BAYSIDE CRASH
5年前、晴海埠頭でベイサイドクラッシュというイベントがありました。
当時僕は大学4年。
私は機械工学部だったもんで、4年生になると全員研究室というものに入り毎日研究してました。もちろん夏休みなんてありませんでした。毎日毎日よくわからん熱力学の勉強と触れたことのないC言語をひたすらやってました。
それだけでなく現実を突きつけられるようなどこにも受からない採用面接。
いわゆるブラック企業にはすぐ受かるがまともな所にはなかなか受からない。二次面接や最終面接で落とされてました。家に帰ると親にもまだ受からんの?と心配される始末。
ところが周りは就活をすでに終え、大学最後の夏を謳歌していました。その間僕はずっと研究室に篭りっぱなしか面接を受けまくる日々でした。
そんな生活だったのでバイトもろくにできず。金も全くないし就活はうまくいかないし研究室では「こんなのもわからないのか!」と言われて過ごしてました。
まあそれは全部自分のせいなのですがね。
もちろんその生活の中にもいくつか楽しいことはありましたよ。
その中の一つとして挙げられるのがベイサイドクラッシュです。
白昼堂々踊レ人類/LAUNDRYのゴリさん
Kanari/withoutのチカノさん
ウチでドラム叩いてくれたタツキ
部活の後輩K
と行きました。
みんなに1日くらいいいじゃないか!と言われてわずかな金を握りしめて朝っぱらから晴海埠頭に向かいました。もうその頃にはこれまでの苦悩なんてすっかり忘れてました。
トップはバックリでした。そこからミセチンとFEELFLIP見終わった頃にはバテてましたね。むちゃいい天気だったし。水しか飲めないしもうフラフラでした。でも楽しかったです。
ロケーションも相まってなんか開放感が半端なかったです。
そいえば他大学の友達も数人いました。嬉しかったですね。
シクセブのときに今はPAしてるあゆき(ex. Take out bright)がダイブして俺の上から降ってきたときは笑ました。
シンジさんを見たのはこれが最後でした。
あとは後ろの方でのんびりみてました。
その時の心情的に、エバヤンとbacho見たときはグッとくるものがありました。英詩バンドが多い中、余計に際立つ日本詩が突き刺さって顔上げられなかった気がします。
あ、そいえばホスコのときは前行って騒いでたら、肩車して上に乗ってるカップル?が指輪の交換してて盛り上がってましたね。プロポーズでしょうか。色んなことがありますねえ。
ライブ後は汗を流すためにみんなで銭湯に寄って帰りました。忘れることのない最高の1日でした。
晴海埠頭の夕陽がとても綺麗でした。
友達と一緒にいい天気の中いい音楽を聞けて心が洗われました。行ってよかったです。
ふと、オリンピックが延期になった話を聞いて思い出しました。